猫の好みに合わせたキャットフードの選び方

猫は食の好みがめまぐるしく変わりやすく、折角いいフードを見つけても与え続けていると食べなくなってしまうことがあります。
こんな時はフードをふやかしてみたり、トッピングを加えたりして工夫するのが一番ですが、それでも食べないな時は代替用のフードを探しておくと安心です。

また代替用のフードを探すなら、猫の好みを知っておくと食いつきのいいフードが見つかりやすくなります。
まずは猫の食の好みを色々な方法で探ってみましょう。

まずはサンプルを取り寄せてみよう

食いつきのいいフードを探す時に便利なのがサンプルです。
まずは一粒フードの匂いをかがせてみて、すぐに食いつくか、それとも匂うだけで警戒して食べないかを確認してみましょう。
すぐ食いついてくれるフードは、使われている食材の香りが猫好みの可能性があります。
飼い主自身もフードの匂いをかいでみて、猫がどんな香りに反応しているのか確かめてみましょう。

次にサンプルを猫に与えてみて、食べきるまでの時間を計ってみます。
食べきるのにあまり時間がかからないフードは猫の好みに合っているということなので、原材料表示を確認してどんな食材が使用されているかを確認してみます。
またいつも与えているフードと見比べてみて、猫が今何を食べたがっているのか大よそでいいので把握してみてください。

愛猫はフードの何に反応している?

キャットフードには猫の食いつきを良くするために、様々な工夫がなされています。
例えば猫の食いつきを良くするため、パウダー状に加工した肉や魚をフードにコーティングしていることがあります。
また異なる食感のフードを粒の中に閉じ込めていたり、猫が食べやすい形にフードを成型していたりするものもあります。

猫の食いつきがいいフードをサンプルで見つけたら、まずはそのフードが猫の食いつきを良くするために、どんな工夫をしているかも確認してみてください。
愛猫がフードの何に反応しているかは、いつも与えているフードと、食いつきのいいフードの原材料の違いや形を比較してみることでわかることがあります。

いつも与えているのが魚系で、肉系のフードに食いつきを見せるなら、魚系フードの味や香りに飽きてしまっているのかもしれません。
もしくは同じ系統のフードを与えているのに食いつきが変わるなら、フードの形に何か理由があるのかもしれません。

フードの成分やカロリーを比較してみよう

また猫は嗜好性の高いフードだけに反応する訳ではなく、自分に足りない栄養素(もしくは今、過剰に与えられている栄養素)があることが原因で、他のフードを食べたがることがあります。
例えば猫に炭水化物の多いフード、もしくは動物性タンパク質の少ないフードを与えると、ある程度食べただけで満足してフードを残してしまうことがあります。
これは猫が炭水化物の消化が苦手で一定量以上を与えると食べなくなることや、また動物性タンパク質への強い欲求が背景にあったりするようです。

もしも今のフードと、新しく見つけた食いつきのいいフードでそれほど違いが見られないなら、含まれている成分にその理由があるのかもしれません。
いつものフードだと炭水化物が多すぎるなら、今より少ないものに切り替えたり、またはタンパク質含有量が多いものに切り替えたりして工夫してみましょう。

また今与えているフードのカロリーが、猫にとって多すぎると食べなくなることもあります。
成分と同時に、ぜひカロリーも確認してみてください。

そのフードを毎日与えて安心か確かめるためにも、猫が今、どんなフードを食べたがっているかを確認するためにも、キャットフードのサンプルがあると大変便利です。
ぜひ猫好みのフードを探しているなら、まずはサンプルを取り寄せられるキャットフードを探してみてください。
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