キャットフードを小分けすることのメリット

もともと小分けしてあるキャットフードはもちろん、大容量のフードを購入した場合でも小分けして保存しておくことも様々なメリットがあり、お勧めです。
具体的には、以下のようなメリットがあります。

・空気に触れる回数を減らせるため、フードの酸化を抑えられる
・湿気が入り込みにくくなり、微生物が繁殖しづらくなる
・フードを計量する手間が省ける
・真空パックや脱酸素剤・乾燥材使用など、様々な方法を使ってフードが保存できる

現在購入しているキャットフードに小分けタイプがない場合は、ぜひ自宅で小分けして保存してみてください。
メリットの詳細は以下の通りです。

空気に触れる回数を減らせるため、フードの酸化を抑えられる

大容量のフードを購入した場合、フードの袋を開閉する度に新しい空気がパッケージの中に入り込み、その度に新しい酸素がパッケージの中に入り込んでしまいます。
フードの酸化を進める要因として最も影響が大きいのが空気中の酸素です。
そのためフードの酸化を抑えるには、フードに触れる酸素をなるべく減らす対策が必要になります。

一食分ずつフードを小分けすると、フードが空気に触れる回数を減らせるため、フードの酸化を抑えることができます。
どのような袋に入れるかでも酸化しやすさは変わってきますが、一般的には密閉しやすいチャックつきの袋を使用したり、保存する袋を二重にしたりすれば酸素が入りにくくなります。
また真空パック器を使用したりすると、さらに効果的です。
無添加フードなど、酸化が進みやすいフードをよく購入している場合は、ぜひ小分けして保存する方法も色々試してみてください。

湿気が入り込みにくくなり、微生物が繁殖しづらくなる

どのような袋を使うかにもよりますが、小分けすると空気に触れる回数がその分減るため、フード内に湿気が入り込むのを抑えやすくなります。
酸化を防ぐ時と同様、フードにつく湿気を防ぐならチャック付きの袋を使用したり、袋を二重にして保存したりする方法がお勧めです。

フードを計量する手間が省ける

大容量のフードを購入すると、ご飯のたびに一食分量のフードをその都度測らなければなりません。
その点、小分けしたフードでは一食分、もしくは一日分ずつフードをあらかじめ小分けしいておくことができます。
忙しい日でもさっと猫にご飯を与えられるため、時間に余裕があまりない飼い主さんほどお勧めの方法です。

真空パックや脱酸素剤・乾燥材使用など、様々な方法を使ってフードが保存できる

フードの保存性を高めてくれて便利なのが真空パック器やペットフード用の脱酸素剤・乾燥材などのアイテムです。
これらのアイテムは大容量の状態で使用するより、フードを少量小分けにして使用した方が、保存性が高まります。
少し大きめのフードをうっかり買ってしまった時や、複数のドライフードを併用している場合、または猫が途中でフードに飽きてしまい開封後一カ月以内に食べきるのが難しい時などは、あらかじめ上記アイテムを使って少量小分けパックにしておきましょう。

酸素や湿気からフードを守れば、それだけフードの保存性が良くなります。
元から少量小分けになっているフードを購入したり、上記方法で小分けしたりして、なるべく新鮮な状態でフードを猫に与えてみましょう。
フードがきちんと保管されていれば香りも変わりにくいため、今よりも猫の食いつきがもっとよくなるかもしれません。
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