ヨーロッパ産キャットフード

ヨーロッパでは約100年前に設立されたFEDIAF(欧州ペットフード産業同盟)が家畜の飼料、犬や猫などのペットフードに使用される原料の安全性を厳しくチェックしています。
フードの製造から飼育に至るまで国によって様々な法律があるため、飼い主の関心も高く、ヨーロッパはペットの先進国が多いと言われています。
各国のキャットフードに対する姿勢と、主要3カ国の特色についてまとめました。

ドイツ

ペットフードを製造する際には、使用する肉から添加物に至るまで、「ヒューマングレード(人間用の食品と同じ品質)」の材料を使用しなければならないと法律で決められています。
肉は部位ごとに使用できるか否かが決められていたり、熱処理にも基準があります。
ですから、人間の口に入れることができないような危険なキャットフードは製造することが出来ません。
ペットフードを手作りする人のためのペット専用精肉店があるほど、ペットに対する関心の高い国です。

イギリス

世界で初めて、現在でいう「動物虐待防止法」 を制定した国で、ペットフードにも厳しい安全基準があります。
飼い主は常に厳しい目で愛猫に与えるフードを選んでいます。
イギリスにおけるキャットフード市場では保存料、着色料、酸化防止剤が無添加なものが大変人気です。
ですから、イギリスでは粗悪なキャットフードを売っても商売にならないのです。

フランス

美食で知られるフランス人は、自分たちのペットにも美味しいフードを与える習慣が根付いています。
中でも「ビオフード」と呼ばれる有機農産物・無農薬農産物を使ったキャットフードが人気です。
フランスでのビオフードには基本的に保存料、着色料、香料、遺伝子組み換え食品、化学農薬が使われないため、安心です。

【参考】ペットフード安全法について:http://www.con2.com/elaphe/t-square.html

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