キャットフードを選ぶときに最低限気を付けておきたいこと

キャットフードをこれから選ぶ前に、最低限気を付けておきたいのが以下の4点です。

1.毎日安心して与えられるかどうか?
2.サンプルは入手可能?
3.一カ月にかかる食費の目安は?
4.キャットフードの賞味期限は?

フードに飽きやすい猫もいれば、逆に一度気に入るとそのフードしか食べなくなってしまう猫もいます。
キャットフードの切り替えは手間もかかり大変ですので、なるべく長期間与え続けられるキャットフードを選ぶのがお勧めです。
長期間与える場合は、最低限この4点に注意して選ぶようにしましょう。

毎日安心して与えられるかどうか?

人間だけでなく、最近は猫もアレルギー疾患を持つ子が増えています。
すでにアレルギー源がわかっているなら、キャットフードにそれが含まれていないかどうか確かめることが重要です。
また健康に問題がない猫でも、体質や体調に合わないフードを与え続けてしまうと健康を損ねてしまう恐れがあります。

主食を選ぶならフードに総合栄養食と表記があるかどうか、原材料や添加物には何が使われているか、またフードの設計(毛玉ケア・ダイエット用・美食猫用・グレインフリーなど、フードを与える目的別に栄養バランスは異なります)が猫の体質や体調に合っているかは購入前にしっかり確認しましょう。

サンプルは入手可能?

与えたいフードがある程度絞り込めたら、フードのサンプルが入手可能かどうか調べてみましょう。
もしも入手可能であれば、フードの相性をあらかじめ確認できるため便利です。

特にドライフードの場合はkg単位で販売されていることが多く、猫の食いつき方が悪かったり体調・体質に合わなかったりすると、購入したフードのほぼすべてが無駄になってしまいます。

そのためサンプルが入手可能なら、まずは猫との相性がいいかどうかをサンプルで確かめてから購入するのがお勧めです。
もしサンプルが入手できない場合はなるべく少量パックのものを選び、猫との相性を確かめてみましょう。

一カ月にかかる食費の目安は?

折角いいフードが見つかっても経済的負担が大きく、毎日与えられないほど高価な場合もあります。
そのため猫に与えたいキャットフードが決まったら、フードが推奨する一日の給餌量を確認し、まずは一カ月に必要な給餌量がどのくらいかを確認するのがお勧めです。
それがわかれば一カ月にかかる猫の食費も計算しやすくなります。

例えば一カ月に必要な給餌量が2kgで、販売されているキャットフードが300グラム900円だったとします。
この場合、このフードは100グラム当たり300円になるため、一カ月にかかる食費は1000円になる計算です。

いいフードを見つけたら、無理なく払い続けられる金額かどうか、ぜひ購入前にチェックしてみてください。

選んだフードは使い切れる量?

キャットフードにも人間の食品と同様に賞味期限があります。
ドライやパウチのフードなら未開封で約1~2年、缶詰なら約3年ほど保管できるものが多数あります。
ただし当然ながら製造してから日の浅いフードが、いつでも入手できる訳ではありません。

店舗の商品入れ替えサイクルが遅い場合、製造日から日数が長く経過したものが並んでいる可能性もあります。
またネット通販の場合、店舗のように手元で賞味期限を確認することができません。
さらにフードの開封後は劣化が進むため、ドライなら約1カ月、ウェットフードなら冷蔵庫保管でその日の内に食べきるようにしなくてはなりません。

いずれの場合でも開封してから使い切れる量かどうかはもちろん、未開封のまま保管しておいた場合でも使い切れる量なのかどうかは、購入前に確認しておくことがお勧めです。

購入前に上記4つを確認しておくだけでも、フードの選び間違いや無駄な出費を防ぐことができます。
フード選びでは猫のご機嫌やお財布の加減に振り回されてしまうことが多いため、ぜひ最低限上記4つに気を付けながら選んでみましょう!
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